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2017.05.17 5月17日(水) 第133回 有機エレクトロニクス研究センター講演会 東京大学特任研究員 酒井真理 氏をお招きし「インクジェット技術とその応用」の演題でご講演いただきました。

第133回 有機エレクトロニクス研究センター講演会

日  時 : 平成29年5月17日(水)16時00分~17時30分

場  所 : 有機材料システムフロンティアセンター11号館 2階(未来ホール)

講演者 : 東京大学特任研究員 酒井真理(さかいしんり) 氏

講演タイトル : インクジェット技術とその応用

講演概要 :

 1980年代にパソコンの出力装置として商品化が始まり、1990年代中頃から写真プリント、コピー機能を持つ多機能プリンターとして急速に家庭に浸透したインクジェットプリンターは、2000年代に入り大判プリンター、オフセット印刷に代わる高速印刷機、布地に印刷する捺染装置として、更にその応用範囲を拡大しようとしています。これらの応用展開がどのようになされてきたのか、過去のインクジェット技術の発展を振り返り、現状を俯瞰したうえで、今後インクジェット技術がどのように発展していき、そこでは何が必要なのか、未来への展望を述べたいと思います。

 

酒井真理 氏 略歴
  1983年 東京工業大学 機械工学科卒業
  1985年 東京工業大学大学院総合理工学研究科 精密機械システム専攻 修士課程修了
  2005年 東京工業大学大学院総合理工学研究科 材料物理科学専攻 博士課程修了
  1985年 エプソン株式会社(現セイコーエプソン株式会社)に入社
  ・各種インクジェットヘッドの開発に関わり,基本構造の確立と,高精度インクジェットシミュレーションプログラムの開発
  ・プリンテッドエレクトロニクス研究開発、インクジェットによる有機ELディスプレイの開発
を行う
  2012年6月 東京大学工学系研究科 JST ERATO染谷生体調和エレクトロニクスプロジェクトに参加
  染谷プロジェクト研究推進主任 兼総括補佐を担当
  現在、東京大学特任研究員、日本画像学会理事、日本画像学会フェロー、博士(工学)

  

 

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